わたしたちは、自然から日々贈り物をいただいて、暮らしています。
地球が誕生してから４６億年の時間が積もって、その恩恵を海や陸、空気とて私たちは、享受しながら生きています。
自然の中に行こうと思ったときに、すぐそばにあるのは、私たちが生きてきた里山の自然であり、人間と共に生きてきた自然です。
草原があり、カブトムシやバッタ、トンボなど身近な生き物が沢山そこには生きています。
一方で、日本の中には、一人の人間の生きる時間をはるかに超えた時間の中で生きている自然や樹木も存在します。
その一つが富士山の自然であり、１０万年前から始まった噴火活動から、山が作られ、最も最近の噴火では、３００年前の宝永の噴火があります。
こういった自然の活動は、それ自体独立していますが、その恵みが私たちのしごとや暮らしの中に存在します。
特に、富士山で働く私たちは、その自然環境の価値を見出してここに訪れてくれる人たち、また直接的に富士山の育ててくれた木や水などの恵みで直接私たちは、暮らしています。
里山の自然は、人間と共に生きてきた自然であり、また富士山も人々と共に長い時間をかけて存在している自然です。
自然の恵みや価値を送られていることを、自然環境や森から遠い毎日では、つい忘れてしまいがちですが、その存在をぜひ体感しに来てください。