パーマカルチャー

《2026年度3月3-6日》パーマカルチャーの学び舎@那須塩原アジア学院

パーマカルチャーの学び舎について

パーマカルチャーの学び舎は、UNITEDが2022年から那須塩原市で開催している3泊4日のプログラムです。

目的としては、自然と食べ物の循環が実践されている場所で、「他者と共に自然と文化の中で豊かな暮らしをつくる原体験」を得るためです。その原体験をほかの参加者とともにそれぞれの問いを探求する場をこの「学び舎」として場づくりをしています。

25年のストーリーズハイライトはこちらから

概要

パーマカルチャーは、デザインの科学であり、自分で自分の豊かな暮らしを作るための手段です。その実践は、自分自身で文化と自然の中で生き、創造し続けることだと思います。それは、他者との対話の中で、自分自身が持つ問いと深く向き合えた地点から始まると考えています。

このプログラムは、一般の講座のようにいわゆる講師が一方的に何かを伝える、ワークショップの中で何らかの技法を学ぶというものではありません。デザインの手法としてのパーマカルチャーを実践の中で学びつつ、他の参加者の日々の実践からの実践から学ぶ「参加者の主体性を前提とした学び」がある場です。

出会った人、そしてこの場から何かを学ぼうという意欲が必要ですが、パーマカルチャーや農の知識はなくても大丈夫です。ぜひご参加ください。

2022年開催時の3分ほどの概要の動画(コロナの影響もあるためマスクをしています)

ここに来ると何が得られるのか

・自分で考える力を養えること

・変化する状況に対応できる力

・自分が大切にしている価値や意味を取り戻す時間

こんな人に届いてほしい

  • 食べ物を作る経験や自然環境の中の循環の暮らしを経験してみたいという方に
  • 人とのつながり、自然環境、良い社会、暮らしなど、日々考えていることを、人と思いっきり話してみたいという方に
  • 実際に地方で暮らす文脈におり、目の前の課題を整理したい、新しい考え方を取り入れたい方に
  • 農的な暮らしや、地方の暮らしに入る糸口を見つけたい方に
  • 国際開発の文脈におり、途上国の農村支援の知見を切実に必要としている方に
  • 大きなスケールの土地を、所有し、慣行農業、有機農などの文脈で、パーマカルチャーの知見を、切実に必要としている方に
  • 持続可能性や環境倫理を実際に自分の行動に落とし込みたい方に

場を作るうえで大切にしたいこと・行動規範

○参加者の共有する文化的な細かな違いを認めあえ、互いに大切にされる場
○沈黙が許容され、言葉にでたことも、出ないことも大切にされる場
○主催者、スタッフ、参加者、会場の人など第三者に相談できる環境が構造的に作られていること
○日常から少し離れ、いつもより穏やかで平和な時間を過ごせる場
○自分が望んでいないこと、難しいことは難しいと言える場

スケジュール

那須塩原駅集合≪12:30≫

【3月3日】
イントロダクション、パーマカルチャーの世界へ、ニーズ、対話、価値

○コンテンツ
  • チェックイン・合宿の概要
  • 自己紹介、今回の会の趣旨の説明
  • パーマカルチャーの文脈と会場のアジア学院のイントロダクション

※コンテンツは、参加者のニーズ、当日の天気、アジア学院のコミュニティの状況によって、柔軟に変化することをご承知ください。参加者の方のニーズを満たせることを最優先にしています。
※昼食は、用意しませんので、各自食べてきてください。宿泊場所のセミナーハウスは飲食可能なので、プログラム始まる前に簡単に食べることも可能です。
(自家用車の人は、アジア学院セミナーハウスへ13:00)

【3月4日】

コンテンツーアジア学院ー土からの命、食べ物をつくる経験
  • アジア学院の暮らしを体験しよう‐フードライフワーク・モーニングギャザリングへの参加
  • アジア学院の自給自足の暮らし・フードライフのキャンパスツアー
  • アジア学院の先生を囲む会(今回は、フィリピンの少数民族のバックグラウンドのある畜産、農場スタッフからお話をお伺いする予定です。)

※短時間ですが、畑仕事や、家畜の世話、コミュティワークなどを体験します。汚れてもいい格好できてください。また、英語話者の先生のお話は、主催者が通訳しますが、英語を多用することをご承知ください。

【3月5日】

コンテンツーパーマカルチャー自然と社会のシステムへの理解
  • デザインとコンセプト・自然環境を見る力
  • システム思考と対話
  • デザイン実践パーマカルチャーの実践の道筋

※パーマカルチャーは「情報集約型の農法」と比喩されるぐらい、背景知識として必要な知識や経験が多い部類の複雑系、システム思考の学びです。この時間では、要素一つ一つの理解や学びを深めるよりも、全体として繋がりを捉えること、デザインとして働きかけることをまず学ぶこと、自分の文脈に紐づけて学ぶことを行います。

【3月6日】

○コンテンツークロージング
  • クロージングのワークショップ
  • 振り返りフィードバックの時間
  • チェックアウト
  • 解散 ≪11:30≫

※アジア学院という場、プログラム、想いをもって参加される方の情報量が多く、振り返りをする時間や内省する時間、何もしない時間や余白を、参加者が自分らしくいられるために、大切にしています。また、お互いの経験を振り返ることによって、共通の経験が立体的になることも狙いとしています。

日時

【事前オンラインZOOM】

2026年2月27日(金) 19:30~21:00

【アジア学院】

2026年3月3日(火) ~3月6日(金) 4日間

【プログラム開催後、オンラインの振り返り】

2026年3月13日(金) 19:30~21:00
補足勉強会あり(日時終了後調整)

開催場所

  • 開催場所:アジア学院 栃木県那須塩原市槻沢442−1
  • 宿泊:同学院内、セミナーハウス
  • 駐車場:有り
  • 送迎:那須塩原駅より送迎有り

参加料(3泊4日宿泊費、食費込み、一部屋)

  • 個人参加:
    • 30歳以上:55,000円/人(税込)
    • 30歳以下:50,000円/人(税込)
  • 団体割引:
    • 2人以上:50,000円/人(税込)
      • グループで1部屋となります。定員5~6人

※現地で現金の受け取りとなります。ご用意ください。
※グループ割は一人あたりの金額となります。グループでの金額ではありません。

那須塩原近郊での宿泊が不要な場合

  • 個人参加:45,000円/人(税込・昼食込)
  • 団体割引:
    • 5人以上:40,000円/人(税込)

単発参加(前回受講した方や1日だけの場合)

  • 1日のみ単発:15000円/人(税込)

※2日以上参加される場合は、1日13,000円での精算となります。

申し込み締め切り

2026 年2月24日(火)
定員:15名程度

持ち物

  • 保険証
  • ボランティア保険(任意、推奨)
  • 作業服
  • 汚れてもいい格好(長袖、長ズボン)
  • 長靴(任意※無料レンタル有サイズをお伝えください。)
  • 雨具
  • 帽子(ニット帽)
  • 水筒(温かい飲み物が入れられるもの)
  • タオル
  • 石鹸、シャンプーなど
  • 常備薬
  • スリッパ
  • 体温計
  • その他身の回りのもので必要と思われるもの
  • 筆記用具
  • ノート

注意事項

  • 18歳未満の方は保護者の同伴が必要となります。
  • プログラム中に撮影した写真を告知などで使用させていただくことがあります。不可であれば事前にお知らせください。
  • 保険は、ボランティア活動保険、ご自身での傷害保険へのご加入をおすすめしています。

仮申し込み先

仮予約となり、記入事項を書いたメールをお送りし、それに記入し、返信していただき、本予約となります。下記のフォームでも構いませんが、もし返信が3日以内になければ、Facebook、インスタなどでご連絡を試みてください。お手数おかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

Q&A

  • Q.パーマカルチャーってなに?

    Permanent agriculture/Permanent cultureの造語です。
    持続可能な農業、持続可能な文化を作るデザイン科学です。

    このように説明されると、パーマカルチャーには「こうしたらいい」という農業や文化に関しての何らかの答えがあるように思えます。

    しかし、パーマカルチャーはフレームワークであり、自分の場所でどのように実践するかという時に、助けになる考え方であり、いわば「便利なものの見方」です。

    そのため、一人一人持つ問いが違うように、パーマカルチャーを通して見つける答えはほかの人と違ったものになるかもしれません。それぐらいに思っていただくと、わかりやすいと思います。

    その始まりは、1970年にオーストラリア、タスマニアでビル・モリソン、デイビッド・ホルムグレンによって構想されました。

    彼らが編み上げた知識の範囲として、ランドスケープデザイン、自然環境のアセスメント、有機農業/自然農法、フードフォレスト/アグロフォレストリー、人間の行動や習慣のデザイン、などの分野に言及しています。

    なぜこのような広範な分野を扱うかというと、全体をデザインすることに強く意義を見出しているためです。そのため、このような多岐にわたる知識に及んでいます。

    もう少し具体的に言うと、基礎知識として土壌や生態系、水のシステムの理解から、人間の行動や習慣の理解が必要であり、それらを結びつけるための考え方も存在します。

    そのような結びつける考え方をデザイン思考とシステム思考という考え方で呼ぶこともあります。

    個人個人が専門家でなくともできるデザインの論理の基礎の理解などから、実際に自分の生活を改善するきっかけをつかむことができるものです。

    詳しくは、UNITEDのブログに書いているので、そちらをご覧ください。

  • Q.アジア学院ってどんなところ?

    有機農業を中心として、アジア、アフリカ諸国の農村地域の人たちが研修に来る学びのコミュニティで、組織の形式としては学校法人です。

    その施設内にある研修所を借りて、このプログラムは運営されます。

    アジア学院自体は、各国のNPOや教会などと連携して、農村部においてリーダーシップのトレーニングと有機農業のトレーニングを行っています。運営するボランティアや職員もアジア・アフリカの人々も多く、英語を基本言語として運営されています。

    このプログラム期間中には、研修生はいません。

    そのため、アジア学院自身も、アジア・アフリカ諸国の職員も含めて、また生活する人々の食料も自給されながら運営されている団体です。

    パーマカルチャーも、国際的に難民支援や、東ティモールやウガンダをはじめ、政治的、気候変動における脆弱な地域に積極的に働きかけ、インパクトを出してきた歴史があり、多面的にパーマカルチャーを学ぶのにうってつけの場所です。

    詳しくはコチラより

  • Q.家族連れでの参加大丈夫?

    参加は問題ありませんが、託児所や専門のスタッフはいないので、参加者同士や講師でフォローするかたちになります。宿泊、食事に関してはお問合せください。

  • Q.食事について教えてください。ベジタリアン対応できますか?

    食事は、アジア学院の食堂でアジア学院スタッフと一緒にします。特に、自給自足のコミュニティなので基本的に有機農業の米、肉、野菜です。ベジタリアン対応ももとからしていて、この場のためにわざわざ何かを外から買ってくるということはありません。申し込み時にお知らせください。

  • Q.パーマカルチャーの資格について教えてください。

    国際的なプログラムだと、PDC・72時間のコースがあり、またPTTという1週間程度のインタープリテーションのトレーニング、ティーチャートレーニングがあります。

    UNITEDとしては、GoodLIfe, MIlkwoodのプログラムを体験してきました。

    PDCを受けることによって、IPCCというインターナショナルパーマカルチャーカンファレンスの、コンバージェンスへの参加資格は、得ることができます。

    しかし、72時間のデザインコースさえ受ければ、何らかの権威や法的な許可を授けられるわけではないです。

    基本的にデザインの力は、個人の私有地や、プロジェクトなどで知見を活かすという目的で活かすのが良いでしょう。

    もし、対価の発生すること、例えば、委託された庭の施工や建築、ガーデニングを仕事とするのであれば、建築基準法などの関係法令のもとにあります。

    そのため、法令の理解、業務の契約、実践は別に必要になります。

    デザイン事務所や建築事務所として、また協働して活動している活動家も日本におり、UNITEDもその一つです。

    特に、UNITEDではデザインよりも、ガイド、パーマカルチャー講師の知見を活かしたファシリテーションや場づくりを主な生業として活動しています。

  • Q.以前参加した人の声などを知りたいです。

    3本のインタビュー動画と、受講生の書かれた記事のリンクがありますので、ご参考にしてください
    受講生の書かれた記事はコチラ
    3本のインタビュー動画はコチラ